マッチングアプリのプロフィール欄に「離婚歴あり」と書くべきか、指が止まった——。
婚活パーティーの申込フォームで「バツイチ」にチェックを入れる瞬間、胸がざわつく。「こんな自分を受け入れてくれる人なんて、本当にいるのだろうか?」
あなたがそう感じているなら、まずこの数字を知ってください。離婚経験者の約27%——つまり4人に1人以上が再婚しています(厚生労働省・人口動態統計)。さらに、一度結婚生活を経験しているからこそ「次はうまくいく」ケースも少なくありません。
この記事では、バツイチの方が婚活を成功させるための具体的な方法を、データに基づいてお伝えします。再婚に強い結婚相談所の選び方から、子連れ再婚の注意点まで、実用的な情報をまとめました。
過去の経験は、あなたの「弱み」ではなく「強み」です。この記事を読み終えるころには、前向きに婚活を始める具体的なイメージが持てるはずです。
バツイチの再婚率の現実|データで見る「再婚は珍しくない」
まず、バツイチからの再婚がどれくらい現実的なのか、厚生労働省の人口動態統計をもとに確認しましょう。
離婚した人の約27%が再婚している
厚生労働省のデータによると、離婚を経験した人のうち約27%が再婚しています。つまり、4人に1人以上が新しいパートナーと人生を再スタートさせているのです。
「バツイチ=結婚市場で不利」というイメージを持つ方は多いですが、数字を見れば決して少数派ではないことがわかります。
男女別の再婚率
再婚率には男女差があり、男性の再婚率は女性よりもやや高い傾向にあります。
| 項目 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 再婚率 | 約30% | 約24% |
| 再婚までの平均期間 | 3〜4年 | 4〜5年 |
女性の再婚率がやや低い背景には、子育て中で婚活に時間を割きにくいといった事情があります。なお、かつて女性にのみ課されていた再婚禁止期間は、2024年4月1日施行の民法改正で廃止され、現在は男女とも離婚後すぐに再婚できます。ただし、この再婚率の差は年々縮まってきています。
年齢別の再婚率
再婚率は年齢によっても異なります。
- 30代前半:再婚率が最も高い年代。離婚後の行動が早い傾向
- 30代後半〜40代前半:婚活市場でも活発な層。子どもの年齢的にも再婚を考えやすい
- 40代後半〜50代:再婚率はやや下がるが、近年は「熟年再婚」も増加傾向
- 20代:母数は少ないが、再婚率自体は高い
重要なのは、どの年代でも再婚は十分に可能だということです。「もう遅い」と決めつける必要はありません。
バツイチの婚活方法4つの比較|あなたに合うのはどれ?
再婚が「珍しくない」とわかったところで、次の疑問は「じゃあ、どうやって出会えばいいの?」ですよね。バツイチの婚活には、大きく分けて4つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを比較しましょう。
| 婚活方法 | 費用目安 | 成婚率 | バツイチとの相性 | 手軽さ |
|---|---|---|---|---|
| 結婚相談所 | 月1〜3万円+成婚料10〜30万円 | 高い | ◎ 再婚専門コースあり | △ |
| 婚活アプリ | 月3,000〜5,000円 | 中程度 | ○ バツイチ理解層もいる | ◎ |
| 婚活パーティー | 1回3,000〜8,000円 | やや低い | ○ バツイチ限定企画あり | ○ |
| 知人の紹介 | 無料 | ケースによる | ○ 信頼性高い | △ |
1. 結婚相談所|本気度と成婚率の高さが魅力
バツイチの婚活で最もおすすめなのが結婚相談所です。
理由はシンプルで、会員全員が「結婚したい」という明確な意思を持っているから。プロフィールに離婚歴が記載されるため、最初からバツイチであることを理解した上で出会えるのが大きなメリットです。
近年は再婚専門コースを設ける相談所も増えており、バツイチ同士のマッチングや、初婚でもバツイチに理解のある方との出会いをサポートしてくれます。
費用は他の方法と比べて高めですが、専任カウンセラーのサポートがある分、婚活の方向性に迷いにくいという利点があります。
2. 婚活アプリ|手軽さとコスパの良さ
婚活アプリは、時間や場所を選ばず始められる手軽さが魅力です。
多くのアプリではプロフィールに「離婚歴あり」「子どもあり」といった項目を設定でき、最初からフィルタリングされた状態で出会えます。マリッシュのようにバツイチ・再婚者を優遇するアプリも登場しています。
ただし、アプリは会員の本気度にばらつきがあるため、真剣に再婚を考えている相手を見極める力が必要です。
3. 婚活パーティー|バツイチ限定企画が狙い目
婚活パーティーの中には、「バツイチ限定」「再婚希望者限定」といった企画があります。
参加者全員がバツイチなので、離婚歴を気にする必要がなく、リラックスして参加できるのがメリットです。直接会って話せるため、フィーリングを重視する方に向いています。
一方で、一度に出会える人数には限りがあり、理想の相手に出会うまでに回数を重ねる必要があるかもしれません。
4. 知人の紹介|信頼性は高いが数が限られる
知人の紹介は、相手の人柄をある程度把握した状態で出会えるという安心感があります。
ただし、紹介してもらえる人数は限られるため、婚活の「メイン」というよりは「サブ」として活用するのが現実的です。
結論:本気で再婚を考えるなら、結婚相談所をメインに、アプリや紹介をサブで併用するのがバランスの良い婚活スタイルです。
再婚に強い結婚相談所の選び方|5つのチェックポイント
婚活方法の中で結婚相談所がおすすめとお伝えしましたが、「どの相談所でも同じ」ではありません。バツイチの方が特にチェックすべきポイントを5つ紹介します。
ポイント1:バツイチ・再婚の成婚実績が多いか
最も重要なのは、バツイチ会員の成婚実績です。
「成婚率○○%」という全体の数字だけでなく、「再婚の成婚件数」や「バツイチ会員の在籍比率」を確認しましょう。再婚実績が豊富な相談所は、バツイチならではの悩みに対するノウハウが蓄積されています。
公式サイトに掲載されていない場合は、無料相談の際に直接聞いてみてください。
ポイント2:再婚専門コース・プランがあるか
大手結婚相談所の中には、再婚希望者向けの専門コースを用意しているところがあります。
再婚専門コースのメリットは以下の通りです。
- バツイチに理解のある会員を優先的に紹介してもらえる
- 再婚特有の悩みに特化したカウンセリングが受けられる
- 料金が通常コースより割引されていることがある
再婚専門コースの有無は、その相談所がバツイチの婚活にどれだけ力を入れているかの指標になります。
ポイント3:カウンセラーの質(バツイチへの理解度)
結婚相談所の価値の大部分は、カウンセラーの質で決まります。
バツイチの婚活では、以下のような点を理解しているカウンセラーが理想です。
- 離婚経験者の心理的な不安やブロックを理解している
- 「いつ離婚歴を伝えるか」など、再婚特有のアドバイスができる
- 子連れ再婚の場合、子どもの気持ちも考慮した提案ができる
- バツイチであることをネガティブに扱わない
無料相談時のカウンセラーの対応で、相談所全体のスタンスがわかります。少しでも「バツイチだから条件を下げたほうがいい」といった圧を感じたら、その相談所は避けたほうがよいでしょう。
ポイント4:料金体系が明確か
結婚相談所の料金体系は複雑なことが多いため、以下の項目を事前に確認しましょう。
- 入会金・登録料
- 月会費
- お見合い料(1回ごとに発生するか)
- 成婚料
- 中途解約時の違約金の有無
バツイチ・再婚向けの割引制度がある相談所もあります。複数の相談所を比較する際は、「1年間活動した場合のトータルコスト」で比べるのがポイントです。
ポイント5:「成婚」の定義を確認する
意外と見落としがちなのが、「成婚」の定義です。
相談所によって、成婚の定義は異なります。
- 交際が始まった時点を成婚とする相談所
- プロポーズ・婚約を成婚とする相談所
- 婚姻届の提出を成婚とする相談所
当然、定義が厳しいほど「成婚率」の数字は低くなります。成婚率の数字だけを比較するのではなく、定義を揃えた上で比較することが大切です。
再婚に強い結婚相談所を比較したい方へ
バツイチ・再婚実績が豊富な結婚相談所を一覧で比較できます。料金・成婚率・再婚専門コースの有無など、選ぶときに必要な情報をまとめました。
バツイチの婚活で成功する人の5つの特徴
相談所の選び方がわかったら、次は「自分自身の準備」です。婚活がうまくいくバツイチの方には共通する特徴があります。あなたはいくつ当てはまりますか?
特徴1:前の結婚からの学びを言語化できている
再婚に成功する人は、離婚の経験から何を学んだかを自分の言葉で説明できます。
「前の結婚では、仕事を優先しすぎてパートナーとの時間を疎かにしてしまった。次は意識的にコミュニケーションの時間を作りたい」
このように具体的に語れる人は、お相手からの信頼を得やすくなります。漠然と「反省している」ではなく、何を、どう変えたいのかを明確にしておきましょう。
特徴2:離婚の原因を相手だけのせいにしない
離婚には双方に原因があることがほとんどです。
たとえ相手の不貞が原因だったとしても、「自分にも改善できた点があったかもしれない」と振り返れる人は、次の関係を建設的に築く力があると見なされます。
これは「自分を責める」こととは違います。冷静に過去を分析し、成長の材料にできているかどうかがポイントです。
特徴3:理想を高望みしすぎない
一度結婚を経験しているからこそ、「今度こそ完璧な相手を」と理想が高くなりがちです。
しかし、婚活で成功する人は「絶対に譲れない条件」と「あれば嬉しい条件」を明確に分けています。
譲れない条件は2〜3個に絞り、それ以外は柔軟に考える。この姿勢が、出会いの幅を広げます。
特徴4:子どもの気持ちを最優先にしている
子どもがいる場合、子どもの気持ちを最優先に考えている人ほど、結果的に良いパートナーに出会えています。
「子どもに新しいお父さん(お母さん)を作ってあげたい」という動機自体は自然ですが、子どもの気持ちを置き去りにした婚活はうまくいきません。
子どもの年齢や性格に合わせたペースで進められる人は、お相手からも「この人なら信頼できる」と思ってもらえます。
特徴5:経済的に自立している
再婚を考える上で、経済的な自立は重要な土台です。
「生活が苦しいから再婚したい」という動機は、相手にも伝わってしまいます。経済的に自立した上で、「一緒にいたいから」という前向きな理由で婚活に臨む人のほうが、対等なパートナーシップを築けます。
完全に裕福である必要はありません。「自分の生活を自分で支えられている」という安定感が大切です。
バツイチの婚活でよくある悩みQ&A
バツイチの婚活で多く寄せられる質問に回答します。
Q1:離婚歴はいつ、どう伝えればいい?
A:プロフィールの段階で開示するのが基本です。
結婚相談所や婚活アプリでは、プロフィールに離婚歴を記載する欄があるため、自然と開示されます。
知人の紹介や婚活パーティーの場合は、遅くとも2〜3回目のデートまでには伝えるのがマナーです。相手が「隠されていた」と感じると、信頼関係に傷がつきます。
伝え方のコツは、事実を簡潔に伝え、そこから何を学んだかをセットで話すこと。長々と前の結婚の愚痴を言うのは逆効果です。
Q2:子連れだと婚活で不利になる?
A:不利になるケースもありますが、「子どもがいること」が魅力になるケースもあります。
確かに、子どもの存在が条件に合わないという方はいます。しかし、「子どもを含めた家族を作りたい」と考える方も一定数います。
結婚相談所では、最初から「子どもOK」の方とだけマッチングできるため、無駄な出会いを減らせます。子連れであることを隠すのではなく、前提として開示した上で婚活を進めるのが成功への近道です。
Q3:養育費を払っていることは不利?
A:養育費を払っていること自体は、むしろ責任感の証です。
養育費の支払いは法的義務であり、それをきちんと果たしていることは「責任感がある人」という評価につながります。
ただし、養育費の金額によっては家計への影響があるため、交際が進んだ段階で具体的な金額や支払い期間を共有することが大切です。
Q4:前妻・前夫との関係はどうすべき?
A:子どもがいる場合は、適切な距離感での関係維持が望ましいです。
子どもがいない場合は、基本的に前の配偶者との関係は清算されていることが望ましいでしょう。
子どもがいる場合は、面会交流などで一定の関係が続くことがあります。これは新しいパートナーに事前に説明し、理解を得ておくことが大切です。「元配偶者とはもう何の関係もない」と嘘をつくよりも、正直に状況を伝えたほうが信頼関係を築けます。
Q5:何回目のデートで離婚の詳細を話すべき?
A:離婚歴の「事実」は早めに。「詳細」は関係が深まってからで構いません。
具体的な目安は以下の通りです。
- 1回目:離婚歴があることは伝わっている前提(プロフィールに記載)
- 2〜3回目:離婚の簡単な経緯と、そこから学んだこと
- 交際が真剣になった段階:より詳細な経緯、養育費や面会交流の状況
大切なのは、相手が聞きたいタイミングを尊重すること。相手が質問してきたら、その時点で誠実に答えましょう。
子連れ再婚の婚活で押さえるべき4つの注意点
ここまで読んで「自分にもできそう」と感じた方の中には、お子さんがいらっしゃる方もいるでしょう。子どもがいる方の再婚には特有の配慮が必要です。幸せな再婚家庭を築くために、以下の4点を意識してください。
注意点1:子どもの年齢による影響を理解する
子どもの年齢によって、再婚への受け止め方は大きく異なります。
- 0〜3歳:新しい親への適応力が高い。ただし、物心がつく前に家族の形ができるメリットがある
- 4〜6歳:「新しいお父さん(お母さん)」を理解し始める。丁寧な説明が必要
- 小学生:自分の意見を持ち始める年代。子ども自身の気持ちを聞くことが不可欠
- 中学生以上:思春期の影響が大きい。無理に「家族」を押し付けず、時間をかけて関係を築く
どの年齢でも共通するのは、子どもの変化を見逃さないことです。婚活を進めるペースは、子どもの状態に合わせて柔軟に調整しましょう。
注意点2:パートナーと子どもの相性を確認する
交際が進んだら、パートナーと子どもを会わせる機会を作りましょう。
ただし、タイミングが重要です。交際が安定する前に会わせると、うまくいかなかった場合に子どもが傷つきます。「この人と真剣に将来を考えたい」と確信してから会わせるのがベストです。
初めての顔合わせは、公園やテーマパークなど子どもが自然に楽しめる場所を選びましょう。食事だけのかしこまった場は避けたほうが無難です。
注意点3:養子縁組の判断は慎重に
再婚した場合、新しい配偶者と子どもの間に自動的に親子関係が成立するわけではありません。養子縁組をするかどうかは慎重に判断する必要があります。
養子縁組のメリット・デメリットを整理しましょう。
メリット:
- 法的な親子関係が成立し、相続権や扶養義務が発生する
- 子どもが新しい配偶者の姓を名乗れる
- 「正式な家族」としての安心感
デメリット:
- 万が一再び離婚した場合、離縁の手続きが必要
- 実親との法的関係にも影響する場合がある
養子縁組は再婚と同時に行う必要はありません。家族としての関係が安定してから判断するという選択肢もあります。弁護士や自治体の相談窓口に相談するのもおすすめです。
注意点4:面会交流との兼ね合いを整理する
前の配偶者との間で面会交流が行われている場合、再婚後もそれは基本的に継続します。
新しいパートナーには、面会交流の頻度や内容を事前に伝え、理解を得ておくことが不可欠です。「子どもの権利」としての面会交流を尊重する姿勢は、新しいパートナーにも持ってもらう必要があります。
面会交流のスケジュールと新しい家族の時間をどう両立するかは、再婚前に具体的に話し合っておくべきテーマです。
まとめ:バツイチは「終わり」ではなく「経験値」
この記事のポイントを振り返りましょう。
- 離婚した人の約27%が再婚しており、再婚は珍しいことではない
- 婚活方法は4つあるが、本気で再婚を目指すなら結婚相談所がおすすめ
- 結婚相談所は再婚実績・カウンセラーの質・料金体系の3点を重視して選ぶ
- 成功する人は過去の結婚から学び、前向きな姿勢で婚活に臨んでいる
- 子連れ再婚は子どもの気持ちを最優先に、慎重かつ丁寧に進める
バツイチであることは、決して婚活における「ハンデ」ではありません。
一度結婚生活を経験しているからこそわかる「パートナーとの向き合い方」や「自分が本当に大切にしたいこと」は、初婚の方にはないかけがえのない経験値です。
大切なのは、過去を否定するのではなく、そこから学んだことを次の関係に活かすこと。そして、その学びを理解してくれるパートナーと出会うことです。
あなたの次の一歩は、何から始めますか? 結婚相談所の無料相談でもいい、婚活アプリの登録でもいい。小さな一歩が、人生を動かします。
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